アンデレ日誌〜ストーリーを紡ぎ、針路を照らす

Sail of the Lord Church(セイルオブザロードチャーチ)に通う社会人ブログです。社会人教育の分野で、ヒトの成長(人材開発)と組織づくり(組織開発)を支援する仕事をしています。誰かを育てたり、チームをまとめたりする方に、少しでも役に立つブログにしたいと思っています。

偏見があるのはしょうがない?!

おはようございます。

Sail of the Lord Church(セイルオブザロードチャーチ)のアンデレです。 

 

今日は「偏見があるのはしょうがない?!」という内容です。

 

昨日は「オリジナルのストーリーを大切にしよう」

オリジナルのストーリーを大切にする - Sail of the Lord Church(セイルオブザロードチャーチ)アンデレ日誌

と言っているのに、真逆のことを言いたいのではありません。

誤解なきよう、最後までお読みください(笑)

 

 

色眼鏡≒アンコンシャスバイアス(unconscious bias:無意識の偏見)

昨日のブログで、

「色眼鏡で相手を見るのはやめよう」という主旨の話をしました。

 

同じSail of the Lord Churchに通っている方が

書いたブログをよく見ているのですが、

たまたま同じ日に、近しい内容を書いているブログを見つけました。

 

クリスチャン弁護士さんのこのブログです。

無意識の中まで、愛のフィルターを - Sail of the Lord Church(セイルオブザロードチャーチ)クリスチャン弁護士が世界を愛で語るブログ

太陽はよく見ると白いはずなのに、

絵を描くときに、赤やオレンジや黄色で見たりする。

考えのフィルター=アンコンシャスバイアスが働いていますね、

という内容です。

 

私が書いた内容と似ていますね。

決して示し合わせたわけではありません(笑)

 

 

アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)

クリスチャン弁護士さんも

「就職活動や人事評価」などについておっしゃっている通り、

最近のホットワードの1つとなっています。

 

採用や評価の場面以外にも、

ダイバーシティ・ハラスメント・営業・CS向上などなど

いろんな文脈で用いられている単語です。

育成やマネジメントを語る上でも、

盛り込まれることが増えてきています。

 

いろいろな企業の育成担当の方から

「アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)を

なくしたいです!ゼロにしたいです!」

というようなお話をいただいたりします。

 

 

アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)があるのはしょうがない?!

しかし、私は、

アンコンシャスバイアスがあるのはしょうがないこと

だと思っています。

 

「アンコンシャスバイアスがない」というのは

100%フラットに相手を見ているということですが、

「100%フラット」なんて本当にありえるのでしょうか?!

私はそれは難しいと思います。

 

人は誰しも、個々人のストーリーの中で、

見聞きしたこと、経験したこと、感じたことなどから

それぞれ「学習」しているわけです。

 

自分にとっては透明な眼鏡なのに、

そこに「学習」からくる「無意識の偏見」が入ってくる。

これはどうしたってしかたがないことです。

メガネ, 老眼鏡, 眼鏡, 目の摩耗, 読書, 読み取り, 本, ビジョン

 

よっぽど悪意を持っている人でない限り

「色眼鏡をかけてみてやろう!」などと

思って見ているわけではないのです(笑)

それを100%なくしてみるというのは、

生まれたての赤ちゃんか、または神様でないと

難しいのではないかと思います…。

 

私たちができること

ではあきらめればいいのか?

そうではなくて、私たちができるのは、

「アンコンシャスバイアスで見ているかもな」という風に

思いながら、相手を接することではないかと思うのです。

 

今までの自分のストーリーがあるから、

アンコンシャスバイアスがあるのはしょうがない。

「アンコンシャスバイアスをなくす」ことは難しい。

 

「アンコンシャスバイアスがあるかもな」と

心のゆとりをもって相手と接してみる。

自分で「こうだ」と思い込んで決めてしまう前に、

「こうだと感じましたが、どうですか?」と聞いてみる。

そんな心づもりがいいのではないでしょうか?

それならきっとできそうな気がします。

 

 

昨日のブログと方向性は同じになりました。

よかったよかった(笑)

 

 

「ストーリーを紡ぎ、針路を照らす」

そんな世界が今日も1歩ずつ広がりますように。