アンデレ日誌〜ストーリーを紡ぎ、針路を照らす

Sail of the Lord Church(セイルオブザロードチャーチ)に通う社会人ブログです。社会人教育の分野で、ヒトの成長(人材開発)と組織づくり(組織開発)を支援する仕事をしています。誰かを育てたり、チームをまとめたりする方に、少しでも役に立つブログにしたいと思っています。

自分の願いを我慢して育ててくれていた

こんにちは。

Sail of the Lord Church(セイルオブザロードチャーチ)のアンデレです。

 

明日は母の日ですね。

今日は仕事の話ではなく、子を育てる親の話をします!

自分自身の願いは我慢して、私を育ててくれていたという話です。

 

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※写真はイメージです

オンラインのカメラ越しに見える部屋

こないだ、母とオンラインでつないで話しました。

zoomを使ったので、

カメラ越しにお互いの顔を見ながら話すことができます。

画面越しに見える部屋は、

私が高校卒業して実家を出るときまで使っていた部屋でした。

母は今、もともとの私の部屋を使っています。

 

オンラインでつないだ時、ちょうど部屋の話になりました。

「最近、模様替えをした♪」といって、嬉しそうにしていました。

画面越しにいろいろ見せて紹介してくれました。

 

ふとした一言から気づいたこと

そんな中でふと話していた一言。

「今、一番いい部屋で生活が

できるようになって本当に嬉しい」

母は、そんな話をしていました。

 

その話を聞いて、ハッ!としました。

親がいいものを私に与えてくれ、

母はずっと我慢してきていたんだ

と気づくようになりました。

 

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その部屋の今までの使われ方

実家が今の家に引っ越した時、

一番いい部屋を私の個室として与えてくれました。

そして母は個室なしで基本的に生活し、

それでも個室が必要な時には、

窓もなく3畳ほどの狭い納戸を

個室代わりにして使っていました(TT)

 

私は、大学入学と同時に実家を出るようになりました。

家を出たので一番いい部屋が空室になりました。

しかし、何年間もその部屋を使わずに、

そのままにしてくれていました(TT)(TT)

 

母がその部屋を使いだすようになったのは、

ほんの2・3年前からです。

このことについて、

今までずっと当たり前のように思って過ごしてきました。

(ごめんなさい…!)

 

自分自身の願いは我慢して与え育ててくれていた

しかし、オンラインでつないだ時に、

今その部屋を使ってとても喜んでいる母の姿を見て、

そうではないことを衝撃的に感じました…!

 

私にいいものを与えるために、

自分自身の願いは

ずっと我慢していたんだ!…と。

また、一番いい部屋が空室になったにも関わらず、

その部屋を使わなかったのは、

私が実家に戻りたいときに

いつでも戻ってこれるように

配慮してくれていたことだったんだ!!…と。

 

30年以上そのように接してきてくれていたことを

今さらながら気づくようになりました。

(ありがとうございます…!)

 

今までの分はかえられないけど、

これからは、もっと母に感謝して、大事にいていこう。

今は直接は会えないから

電話やオンラインで話をすることも、

もっと感謝する心でやっていこう。

 

そのように思うようになりました。

 (日々挑戦。)

 

母が子を愛するようにするのは何ともレベルが高いですが、

人を育てる場面でも、

日々一歩ずつ挑戦していこうと思った時間でした。

 

明日の母の日も連絡しよう。

 

 

「ストーリーを紡ぎ、針路を照らす」

相手を思う世界へ一歩ずつ。