アンデレ日誌〜ストーリーを紡ぎ、針路を照らす

Sail of the Lord Church(セイルオブザロードチャーチ)に通う社会人ブログです。社会人教育の分野で、ヒトの成長(人材開発)と組織づくり(組織開発)を支援する仕事をしています。誰かを育てたり、チームをまとめたりする方に、少しでも役に立つブログにしたいと思っています。

リモート勤務での「余白」キックオフミーティング

こんばんは。
Sail of the Lord Church(セイルオブザロードチャーチ)のアンデレです。
 
先日、リモート環境での新チームづくりで
キックオフ・ミーディングをしたというお話をしました。
 
 
 
今日は、具体的にどんな内容をしたのかご紹介します。
実施したのは「余白」キックオフミーティングです。
何をしたかというと、
なんの変哲もない、
落としどころのない自己紹介ミーティングをしました(笑)
 
自己紹介のイラスト(男性)
 

なぜ「余白」キックオフミーティングをしたのか

リモート環境だと、
目的のことがあって連絡し、
目的が終わったらさくっと終わる。
そんなコミュニケーションになりがちです。
なかなかお互いに連絡しにくいのではないかと思います。
 
仕事が仕組み化/システム化されているほど
ひとりでも仕事ができ、効率的ではある。
だから、お互いに連絡する必要性も低いとなります。
でも、効率的なだけでいいのだろうか・・・?
 
特に、入社した人や異動した人など
組織やチームに新しく入った人は
周りの人に連絡しにくい傾向が強いと思います。
相手がどんな人かわからないから
「相手を気遣って」目的のことだけ話して、終わる。
よほど必要性があったり、ルール化されていない限り、
リモート環境だと、そのようになりがちです。
 
 
しかし、私自身は、
「余白」を生み出すことが
大事なのではないかと思っています。
特にリモート環境だと一層、
あえて意識しないと「余白」が生まれません。
 
 

「余白」キックオフミーティングでは何をしたのか

そんなこんなで、(2回目の笑)キックオフミーティングは、
「余白」キックオフミーティングをしました。
内容は、落としどころのない自己紹介タイムです。
ここにたっぷりと時間をかけました。
 
具体的には、以下のことを事前に考えてきてもらいました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
・自分が「好きなこと」と「得意なこと」と「苦手なこと」は何なのか
・自分が近い将来(3ヶ月後)に目指したい姿はどんな姿なのか
・チームの他のメンバーをみて
「得意そうに見えること」「自分を助けてほしいこと」は何なのか
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
これらを事前に用意してきてもらって、
そのミーティングの時間にするのは、
「ただしゃべる」
「ひたすらしゃべる」
なんともゆるい企画です(笑)
 

やってみて思ったこと

やってみた感想としては、
いい関係性を作っていくきっかけに
なれたのではないかなと思っています。
 
・自分のことをしっかり言語化して知ってもらえる
・今の自分を見るだけでなく、自分が向かいたい方向性を知ってもらえる
・相手をどのように見ていて、どういう部分を手伝ってほしいか共有できる
 
 その結果、「この人にこんな話をしてもいいんだ」
「チームの中でこういうことを話していいんだ」という思いに
なったのではないか。
こういう小さなきっかけが関係性の向上に
一役買うことを信じています。
 
このミーティングが、
仕事の生産性に直結するとは言えないかもしれませんが、
でもきっと、長い目で見た時にいい結果につながるに違いない…!

本当に、いい結果に繋がったかどうかは

数ヶ月後に、乞うご期待(笑)

 

 

「ストーリーを紡ぎ、針路を照らす」

 

ありがとうございました。